■SH社製F-86Hをちょっとだけいじる(080429)

:今年初めて買った昔ジェットのプラモ、1/72縮尺のチェコ製簡易インジェクションキットです。おととしの10月発売の金型ですがスペシャルホビーブランドのこの箱って買う店やタイミング間違うとベラボーな値段(¥4,000くらい:税込み)な事あるので。

最近は州空軍バージョンの箱が出回ってるようです。
でもMPMやRSモデル、それからアズールってメーカーのキットの金型仕事ってたぶん同一メーカーのブランド違いなだけだよね?え、違うの?

わたしは1週間ほど前、門前仲町のピンバイスさんの新装開店4割引セールで¥1,544で購入。
デカールはこんな感じ。この他に計器板、サイドコンソールなど操縦席周り、境界層板やボーテックスジェネレーターなどがエッチングでついてます。

で、ばしばし部品切り離して仮組してみます。勘合精度は簡易インジェクションではマァマァです。マッチボックスの1/72ミーティアNFとかT-2バックアイくらいの部品の合いでしょうか。でもウインドシールドの透明パーツにちょっとクラックはいってて…(´・ω・`)

戦闘爆撃機として計画されたF-86Hは制空戦闘機のA、E、F型と似ていますが、エンジンがJ47からJ73にパワーアップされてるので胴体は完全再設計になってます。ちなみにJ73はレーダーFCSを搭載した全天候迎撃機型F-86D、K、Lに搭載されたアフタバーナ付きのJ47よりも強力なのだそうです。(J47GE-17がAB焚いて3.4t、J73GE-3はAB無しで4.05t)
でフジミの胴縮尺のF-86F-40(作りかけ)と並べる。…太(^^; 胴体は2割以上容積増えてそうです。

次期超音速制空戦闘機のF-100スーパーセイバーの開発も進んでいたため試作機含め475機しか作られなかったH型は1953年から1970年代初頭まで使われ、実戦参加は無し、最後は空軍と海軍の無人標的機としてミサイルの的になったようですね。

…で明日につづく。今回はちゃんと作るよ。フジミのF-86F-40含めてね。