ある意味思い知る

昨日午後、陸自木更津駐屯地IV-ATHのAH-1S[Attacker]が千葉県山中で事故不時着。「対舟艇攻撃訓練中」とかいってるので、山から海に向けてNOEでもやってる最中に機体がトラブってオートローテーション緊急着陸したのか、もしくヘマやって木にでもひっかかったか、…不時着時横転したらしい。搭乗員は負傷しているものの幸い軽傷で無事の模様。地上の被害もないみたい。

…事故の連絡を入れたのは搭乗員本人達。緊急時使用するサバイバルキットに同梱されてるガードチャンネル243.0MHzのトランシーバーではなく勤務時も標準で所持している?自前の「携帯電話端末」であった。

平時で基地局が完全アクティブ状態だから山の中とはいえ当然つながるワケだが…。しかし、陸自パイロットまでサバイバルをケータイごときにゆだねるる姿勢はいかがなモノ?やっぱ自衛隊でも標準のエマージェンシープロシージャーなの?とりあえず不時着して無事ならば、所持してるケータイで基地の責任者に一報入れろ…ってのは?なんとなく一瞬違和感を感じたが、…であるが考えてみればケータイ普及前のちょっと昔でも里まで下りてって民家の有線電話借りるとかするか…。となるとどんな端末使ってたのか興味ある。陸自隊員だから質実剛健MOVA端末かなぁ。

まー、なんとなくケータイの社会的浸透度を思い知る一件ではありました。ケータイ無いとやっぱ生きていけない?かな…?(;^_^)